プログラマーの働き方に注目！

社会人がこれまでの経験や職務経歴を振り返ることを、キャリアの棚卸しと呼んでいます。
キャリアの棚卸しには、自分で簡単に気付くことができない自分の強みを整理できるメリットがあります。自分の強みを理解することは、プログラマーとしてのステップアップに役立ちます。

独立してフリーランスプログラマーになる場合も同じです。仕事を獲得するためにクライアントに営業する際に、自分の強みをしっかりとアピールすることができます。
またキャリアの棚卸しは、自分に合っていない仕事を受注してしまう失敗を防ぐことができるのも魅力的です。自分の強みを理解しておくと、自然とその強みを活かすことができる仕事を探しやすくなります。

具体的なキャリアの棚卸しの手順は、まずは1日の仕事の細分化から始まります。
キャリアの棚卸しで最初に振り返るのは、直近の仕事内容です。毎日何かを考えることなく繰り返している仕事でも、目的を達成するまでにはさまざまな手段や行動を取っています。作業時間や仕事内容、作業の結果などを細かく記し、その後は過去から現在までの仕事について細分化してみましょう。最後に自分がやりがいを感じる時や今後の目標、それに関連するのはどんな仕事なのか考えてみます。

このように細かく分析することで、今後プログラマーとして独立してどんな仕事に取り組んでいくべきなのかが見えてくるのです。頭で考えるだけでも効果はありますが、紙に書き残すことで時間が経過した後でも内容を振り返ることができます。